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コラム
2000 Vol. 11 PDF 版


MOSK 船主会セミナーにて2000から2004年までの調査室による予測が御披露されました。


一般炭が年率 5% 以上の伸びを観ております。いづれの荷物も右肩上がりとなっており、心強い限りです。この効果が SHIPPING に関与する全てのセクターに平均して還元されること期して止みません。

又、この右肩上がりが近海船市況に早く好影響を与えることも期待しますが、マタゾロ新造船が発注されており、真実、需要に呼応した供給になるのか疑問視しております。確かに老齢船の売船処理も進んでおり、次は90年前後建造船が売船処理される時代が到来しているが、売り手の残債 (US$4MIL?) と市況 (US$3MIL?) の段差があり、SUPPLY / DEMAND が健全化しません。

大型船の好調が小型船に反映されることは期待できません。やはり近海船はアジアの景気の更なる回復を待たねばならないところにイラダチを感じます。


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