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コラム
2001 Vol. 2 PDF 版


旧正月を明け、地球ベースで稼動開始しだしました。昨年末市況の水平横滑りと思いきや Cape Size が年始ユルフン、これが Cape Size 以下のバルカーに影響しているのを観ます。バルカーの6か月先の予測をオペレーター・有識者に問うたところ、悲観/楽観 6/4 割といったところか? オペレーターの意見は話す相手により発言ニュアンスが異なりますゆえ、50/50 と判断するのが妥当、結局6か月とはいえ先のことはわかりません。今年は海運も為替市況に毎日一喜一憂。

1月に近海オペレーター主催の新年会に出席しましたが、当然「炎」のごとく燃えるものはありません。あと一年フンドシ締めて過ごすことになりましょう。今年内に大手合併劇が実現することでしょう。

円安のせいか ... 中古船引き合いが活発です。船主がどの程度認知しているかどうかは別として、10才以内27/28型バルカーで約10隻は市場に流れており、検船もされております。円安を折り込んでバイヤーも指値していますが、昨年末に比べて discount されている現状。2月には1/2隻成約して実績値となりましょう。


3月末決算を控え、リストラ背景、代替背景で、もっと売船候補船が出てきそうです。日本は売船国 (supplier) ですが、何やら最近海外のブローカーの訪問する頻度が激しい。

どんな蛇年になるのでしょうか?

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