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コラム
2002 Vol. 2 PDF 版


本格的な春です。ケープ・パナマックス・ハンディ等船型によりバラツキはありますが、First Quarter (3月末まで) を過ぎて何なら徐々に今年いっぱいにかけて市況改善する予感がします。並行的に円安基調が持続されることを期待します。

内航は3月末にタンカーを中心に多くの売船候補が出てきました。従来、中国が活発なバイヤーでしたが、弊社が最近現地市場調査をしましたが、タンカーに関しては中国は食欲ありません。3,000DWT 級の大型内航船の需要は強いが、それ以下の食欲もありませんでした。

海運市況は景気と連動しますが、何故、日本は欧米に較べて不景気が永く低迷するのでしょうか? 右肩上がり (インフレ) が永すぎて体質が固着し、デフレに変革したのに早急が出来ないのか? あるいは、ムネオが悪いの!? キヨミが悪いの!? コイズミ人気が急落したの ... 政治が Poor なのでしょうか!?

我々、海運に従事するセクターが未だにグローバルスタンダードでないのかもしれません。歴史的体質や政治と無関係にお互い切磋琢磨致しましょう。昨年は、ずっと下がりましたが今年は春からゆるやかずっと上げ調と観しておりますし、神様・仏様に念じております。


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